■フタバの歴史・第13話

■フタバの歴史・第13話/逞しくなった高1の幹夫。

13話は、長男の幹夫の登場です。あいつは平成元年の1月25日生まれですから、現在15歳です。身長は180cmくらい。少林寺拳法初段。中学校では吹奏楽部でトランペットをやっていました。これは完全に妻の血です。妻は今もギターのレッスンに通うくらい音楽が好きなので…。幹夫は日大三島高校特進1年。沼津東に撃墜されて日大にお世話になっている訳です。

 『だんどん、あそんでね。』そんなメモを書かなきゃならないほど、遊んでやれなかったので、中学3年間はたっぷり数学で遊んでやりました。この間の数学検定試験では、準2級に満点で合格してくれました。(ちょっぴり自慢…)

 あいつが中2の時の学校のアンケートは嬉しかったな。
将来の自分の夢というところに『塾長かトランペッター』と書かれていた。『なんで塾長なのか?』ときいたら『授業やっている時って格好いいから。』と言ってくれた。

 まぁ幹夫の将来は自分で好きな道に進めばいいと思っているが、一瞬でも『塾長がいいな。』と思ってくれただけで満足だ。今は消防士になりたいらしい。

 今は高校部でシシド先生、ヒロミ先生にしごかれている。また塾のない月・木は塾のバス6台の洗車係長だ。
幹夫の洗車のおかげで塾バスは輝いている。そういえば妻がこの前『幹夫が塾の洗車のバイトのおかげでお金の大切さが分かった。と言っていたわよぉ。』と教えてくれた。
僕の高校時代なんて、酒は飲むはタバコはパカスカ吸うはの不良学生だったけど、まぁまあ素直に成長してくれた。
これからも洗車係長でがんばってもらいたい。僕みたいなやくざな性格にならずに行ってくれたらな…と思っている所です。第14話はいよいよ直樹です。こいつは…なかなか面白い奴で…続く




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